有限会社のような株式会社を作るには!

有限会社のような株式会社を作るには!

有限会社のような株式会社を作るには!イメージ画像

有限会社を新規で設立することができなくなった今、
小さな会社を新規で設立するのには
持分会社がベストと思います。

 

しかし、その知名度の低さゆえに合同会社・合名会社・合資会社
といった会社設立に躊躇してしまう方も多くいることはよく耳にしています。

 

その様な場合は必要最小限の組織形態の
株式会社の設立を考える方が
多いと思うのですが、いったいどのような考え方で、
どのような方法を取って小さな株式会社を設立
していったほうが良いのでしょうか。

 

本来持分会社の設立やその構造などを説明している
ホームページではありますが、この似非有限会社たる
小さな株式会社の設立方法について番外編として
書いていきます。

 

有限会社のような株式会社を作る5つのポイント

POINT 1有限会社のような株式会社の作り方〜適法に作れるのか?〜

POINT 2有限会社のような小さな株式会社の作り方〜非公開会社にする〜

POINT 3有限会社のような株式会社〜1人会社にする〜

POINT 4有限会社のような株式会社〜資本金は1円あれば十分〜

POINT 5有限会社のような株式会社〜他人を徹底的に排除〜

 

 

合名会社、合同会社、合資会社。持分会社が解る!トップページに戻る


有限会社のような株式会社を作るには!記事一覧

持分会社という会社形態は、登場してからかなり長い期間が経っているものの、その制度を利用される頻度は決して多くなく、いまだに知名度が低い状態が続いているため持分会社を名乗った途端怪しまれてしまうといったようなことも起こってきてしまっているという現実があります。決して持分会社という会社形態をとっている会社は怪しい商売をしているわけでは無いのですが、認知度と人々のイメージというモノは時にその会社の業績に...

旧法において有限会社というモノは「閉鎖的で小規模の会社」というような定義であったようです。もう少し砕けた表現で言えば「仲間内や家族といった信頼関係がある特定の人たちだけで、小規模のビジネスを行う会社」といったようにいえると思います。ですが、多くの不特定多数の人から”株式”を発行したくさんの資金を集めて大規模なビジネスを展開していくことが建前となっている株式会社では基本的に特定の人だけがその会社の所...

旧来においての有限会社のには、取締役1人のみの設立が可能となっていましたが、株式会社を新規で設立する場合には「監査役」「3名の取締役」を制定原用意しなければなりませんでした。このような制限は新規で株式会社を設立する際の大きな弊害となっていましたが、新会社法においてこのような員数の制限が撤廃されています。旧法においては「3名の取締役を置かなければならない。」と、複数の取締役の存在が絶対的に必要である...

最低資本規制度というモノが存在したことは他のページでも述べましたが、もう一度おさらいしてみましょう。旧来の法律では、株式会社で最低1000万円有限会社では最低300万円の資本を設立時に用意しておかなければならないということになっていました。この制度の趣旨は、その会社と取引をする相手側債権者の保護を目的としたもので「最低限そのくらいの資金を用意しといてきっちりお金払えるようにしておきなさいよ」といっ...

株式会社においてその会社の所有者たる地位を持っているのはその株式会社の株式を所有している者であるので、発行する株式を全て非公開として見ず知らずの人間がその株式会社の所有者となることを阻止するということはポイント2で述べました。しかし、そのような手を打っただけでは不十分なことがあります。たしかに株式会社の所有者は株主なのですが、実質的な経営をしているのはその株式会社の取締役という社長になります。会社...